天気図通信No.9 大平しおりさん、待望の時代小説2冊目発刊


小原光衛さんの近刊

 時代小説に初挑戦した作品『大江戸ぱん屋事始』で昨年「第13回日本歴史時代作家協会賞」の候補となった同人の杉田未来こと作家の大平しおりさんが今年ついに注目の2冊目を発刊しました。

 

 江戸の華とも言われる大火からお話ははじまります。その大火で職を失った十八歳の主人公、小夜は母を探して母の職場である旅籠を訪ねます。

 

 しかし、どうやら母は大火に巻き込まれ亡くなったようです。その旅籠で働き始める小夜。間もなく彼女が思いついたのは、焼け跡を逃れ北へ向かう人々に「お弁当」を作ってやることだった。

 

――新たなグルメ時代小説、開幕!

カドカワの心意気が、このキャッチフレーズから伝わってくるようです。

 

 (角川文庫 840円+税 2025年10月24日 288ページ) ISBN 9784041163801

 

  

 

 

角川文庫Webサイトでの購入はこちらから

 

Amazonでの購入はこちらから